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ディズニープラス(Disney+)のソフトウェアエンジニアリングディレクターであるマーティン・ザプレタル(Martin Zapletal)氏が、AWS re:Invent 2020 に登壇し、同社におけるユビキタスな高速データを活用した顧客エクスペリエンスの改善への取り組みについて講演しました。

ディズニープラスでは、Databricks on AWS を基盤とするアーキテクチャによって、数百万のリアルタイムなストリーミングイベントの処理および分析を行っています。ザプレタル氏の講演では、そのアーキテクチャについて詳しく紹介されました。

セッション要旨:

ディズニープラスでは、タイトルレコメンデーションの提供、マイクロサービスへのイベントの送信、オペレーション分析のためのログの作成などのリアルタイムなアクションの推進に Amazon Kinesis を活用し、顧客エクスペリエンスを向上させています。このセッションでは、ディズニープラスがいかにしてリアルタイムかつデータドリブンな能力を備えた統合ストリーミングプラットフォームを構築したかを解説します。このプラットフォームは、Amazon Kinesis Data Streams を利用して 1 時間あたり数十億のイベントを取り込み、データの処理および分析を Apache Flink 向け Amazon Kinesis Data Analytics で実行し、Amazon Kinesis Data Firehose を使用してサーバーやコードなしでデータを配信します。ディズニープラスでは、これらのサービスの活用を通じて、数千万の顧客に高品質で信頼性の高い視聴エクスペリエンスを提供しています。

Disney+ による Databricks の導入事例(AWS re:Invent 2020 より)

また、Databricks の QoS 分析ソリューションの構築方法を解説したブログ/Notebook では、同様のアーキテクチャをベースにして、動画やオーディオのストリーミングサービス向けにストリーミングデータやバッチデータを大規模に処理する方法を紹介しています。このソシューションでは、再生イベントを処理することで、視聴者エクスペリエンスに関する問題を迅速に特定し、フラグを立て、修正する方法を示しています。

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