データブリックスの目指す世界は、私たち単体ではなし得ません!そこで、共にゴールを共有し、共に走っていく皆様に向けて「Databricks Champion」というプログラムを設けております。
現在、世界では約200名の精鋭がDatabricks Championとしてご活躍されていますが、日本でもその動きは盛り上がってきており、Databricks Championが増えてきています。
本ブログでは、難関を突破し、晴れてDatabricks Championになられた4名の方に、Databricks Championを目指したきっかけやこれからの思いについて、3回に分けてご紹介したいと思います。
<今回ご紹介する Legendary Heroes of DATA+AI! >
[Vol.1] 株式会社NTT データ 斎藤 祐希 様、洪 元 様
[Vol.2] アクセンチュア株式会社 飯塚 希翔 様
[Vol.3] 日本マイクロソフト株式会社 中里 裕之 様
皆様をDatabricks Championとしてお迎えできることは本当に光栄です!
:Databricks Champion とは
先ずは、Databricks Championがどのようなものなのかを 簡単にご紹介させてください。
Databricks Champion は、弊社が提供する「データとAIの民主化」を推進するソリューションの特性や概念をご理解いただき、技術的な専門家という側面だけでなく、エバンジェリストとして、その深い知見をマーケットに広く発表いただく”Legendary Heroes of DATA + AI”です!
当プログラムは、こうしたThought Leadershipの役割をも担い、インフルエンサーとしてマーケットに一石を投じていただける方をDatabricks Championとして認定するプログラムで、その称号を取得には9つのステップをクリアしなくてはなりません。
- Determine track - Data Engineering / Data Science
- Set bi-weekly sync cadence with your Databricks mentor
- Plan & attend Databricks academy course
- Plan & attend Databricks architecture workshop
- Setup Databricks workspace
- Download & practice Databricks demos
- Develop technical validation plan & execute a mock POC
- Shadow/co-develiver a joint customer engagement
- Become Databricks certified : Pass Certified Associate Developer exam
弊社のメンターと2週間毎にミーティングを持って技術力をあげていく、お客様へのご紹介を実践するなど、さまざまなチェックポイントがあるんですね。なかなかの難関です。
さて、第1回目の今回はNTTデータ斎藤様との洪様をご紹介します!
:株式会社NTT データ 斎藤 祐希 様
私は2015年からデータの利活用に関するシステム開発に従事しています。2017年からは某大手金融機関様のデータ分析基盤を構築・機能拡張する案件に携わっていて、AWSのアナリティクスサービスや機械学習サービスを中心に活用し、データ分析基盤の高度化を進めています。
当時の分析系のサービスはインフラエンジニア色が強く、一般分析者向けに使いづらいのが課題となっていました。2019年にデータブリックスの調査を開始したときは、Sparkの会社ということもあり、「どうせインフラエンジニア向けツールだろう」と思ってました。しかし、使い始めてみると、洗練されたSaaS型ノートブックのUIなど、Sparkの難しさをうまく隠蔽し、分析者の目線を意識したソリューションに仕立て上げられていることが分かり、「これは流行る!」と確信し、すぐにファンになりました。
データブリックスはSparkの創始者が立ち上げた会社で、NTTデータはSparkのコントリビューターが多数在籍する会社です。両社はとても親和性が高いと考え、このツールの普及を「NTTデータがやらねば誰がやる!」と思い、チャンピオンを目指すことにしました。
チャンピオンへの道は厳しく、誰も受けたことのない、数多くのトレーニングや認定試験に合格する必要がありました。データブリックスさんが無償で提供しているコミュニティエディションを使い、手を動かすことでサービスの理解を深めていきました。使いやすかったので、直接関係のないPythonや機械学習の学習に使っていたら上達していきました(笑)。その結果、データブリックスさんのサポートもあり、日本で1、2番目に認定を受けることができました。
ご支援 していたお客様が、BIからAI/MLへデータ活用を高度化させようとし、悩んでいらっしゃった際にも、チャンピオン認定の過程で得られた知見により、データブリックスの提供する価値をお客様に納得感を持ってご説明できたと考えております。その結果、国内最大規模の事例につなげることもできました。
今後はチャンピオンとして、引き続き、後輩社員の育成やデータブリックスの良さを社内外に伝えていきたいと考えています。「データブリックスと言えば、NTTデータ」と言っていただけるように活動を続けていきます!
:株式会社NTT データ 洪 元 様
私は、2020 年春にお客様への ML 製品の検証案件で、「データブリックス」が候補に上がり、その時に初めてデータブリックスを知りました。
当時の データブリックスは Private Link 機能がまだリリースされておらず、お客様のセキュリティ要件に満たすことができず導入が見送りになってしまったのですが、「レイクハウス」という世界初のコンセプトにすごく感心しており、もっともっとデータブリックス を知りたいと考えるようになりました。
このチャンピオンプログラムの話を聞いたのが丁度その時期で、これはチャンス!と、 是非頑張りたいと思い、プログラムを受けることを決心しました!
チャンピオン認定までは、オンライン研修や資格勉強をやり遂げる地道な努力が必要でしたが、無償トレーニングやクイックな QA 回答など、手厚いサポートを実施いただいたおかげで、ストレスがなく続けることができました。
このチャンピオン認定の過程で体系的に得られた知識は、実戦でも大いに役立っており、お客様のデータ分析基盤の課題を踏まえてデータブリックス 導入による効果を論理的に伝えることができるなど、お客様にも納得して導入に進めることができるようになっています。
今年は データブリックスに携わるようになってから 3 年目なのですが、チャンピオン認定自体はもちろん終点ではないと思っています。データブリックスはデータ統合プラットフォーム製品としてとても素晴らしいですが、日本ではまだ浸透していないので非常に勿体無いのですが、機械学習やAIの活用基盤としても優秀です。今後は、チャンピオンとして、より多くのお客様にデータブリックスの 活用を推進していきたいと思います!
お二方とも熱いですね!「NTTデータがやらねば誰 がやる!」ものすごく印象深く、また力強さを感じますねー!
「レイクハウス」という考え方は、最近ではちらほらと市民権を得てきましたが、まだまだこれからだと私たちも考えています!是非このコンセプトの普及も一緒に進めていきたいと思っております!斎藤様、洪様、有難うございました!!
*IT Leadersにて齋藤様のインタビュー「サイロ化を解消し「データとAIの民主化」を加速 DWHとデータレイクの溝を埋める決定打とは?」が公開中です。是非こちらも合わせてご覧ください。
次回は、アクセンチュア株式会社 飯塚 希翔 様 に伺います。次回もお楽しみに!!(2022年12月)