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金融機関 TD Bank におけるクラウド化 - データ環境のモダナイゼーション事例

May 20, 2022 中井 淳太Jonathan Hollander による投稿 in
1955 年以来、TD Bank グループは、変化する世界において成功する自信を顧客とコミュニティに提供することを目指してきました。10 年が経過するごとに要求は厳しく、複雑さは増していますが、TD は一貫してこの課題に取り組んでいます。 このブログでは、Databricks 金融サービス&サステナビリティ部門 GTM グローバルヘッドのジュンタ・ナカイ(Junta Nakai)が、TD Bank エンタープライズデータテクノロジープラットフォーム部門 VP のジョナサン・ホランダー(Jonathan Hollander)氏に伺った TD における技術変革の事例をインタビュー形式でご紹介します。顧客体験の向上を支援するために分析機能を強化するよう設計された Delta Lake と Azure クラウドによる新しいモダンデータ資産への移行理由に焦点を当てています。...

J&J 社におけるデータの民主化によるサプライチェーン最適化の事例

April 25, 2022 Mrunal Saraiya による投稿 in
本ブログは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の先端技術(データ、インテリジェントオートメーション、先端技術インキュベーション)部門シニアディレクター、 Mrunal Saraiya 氏の執筆によるゲストブログです。 ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、グローバルな消費財および医薬品プロバイダーの中核的企業として 150 年以上にわたり、世界中の企業、患者、医師、人々にサービスを提供しています。私たちは、生命を維持する医療機器やワクチンをはじめ、市販薬、処方箋薬(これらの創薬に必要なツールや資源)など、市場に送り出す全てのものを入手可能な状態にし、多様な商品の品質、保管、お客様へのタイムリーな配送の一貫性を保証しなければなりません。 製品やサービスをどのように地域社会に提供するかは、私たちの事業戦略の中核をなすものです。特に、消費者が製品に効果的にアクセスして使用できるようにするために、製品の配送時間、場所の厳守、公正な販売価格の保証を重要視しています。市場のサプライチェーンには、以前から物流に関す

Delta Live Tables の一般提供開始を発表

Databricks は本日、 Delta Live Tables(DLT) の Amazon AWS と Microsoft Azure クラウドにおける一般公開、および Google Cloud におけるパブリックプレビューの提供開始を発表しました。このブログでは、DLT が大手企業のデータエンジニアやアナリストをどのように支援し、本番環境に対応したストリーミングとバッチパイプラインの簡単な構築や、大規模なインフラストラクチャの自動管理、および、新世代のデータ、分析、AI アプリケーションの提供に役立つかについて解説します。 レイクハウスにおけるシンプルなストリーミングとバッチ ETL ETL(抽出・変換・ロード)に対するストリーミング、バッチワークロードの処理は、分析、データサイエンス、機械学習ワークロードの基本的な取り組みです。企業が生み出す膨大なデータ量がこの傾向を加速させています。しかし、未加工の構造化されていないデータを、クリーンで文書化された信頼のおける情報に処理することは、ビジネスの知見を推進す

レイクハウスによるデータの民主化がアムジェンの医薬品開発・提供を加速

March 22, 2022 Jaison DominicKerby Johnson による投稿 in
この記事は、アムジェン(Amgen)社のプロダクトオーナー Jaison Dominic 氏と、ディスティングイッシュドソフトウェアエンジニア Kerby Johnson 氏によるゲスト執筆記事です。 世界最大の独立系バイオテクノロジー企業である アムジェン は、長い間、イノベーションの代名詞とされてきました。40 年にわたり、新しい医薬品製造プロセスを開拓し、命を救う医薬品を開発し、世界中の何百万人もの人々の生活にプラスの影響を及ぼしてきました。患者さんに最高のサービスを提供するという使命を果たし続けるために、私たちは最近、完全なデジタル変革という新たなイノベーションのジャーニーに乗り出しました。 研究開発の生産性向上からサプライチェーンや商品化の最適化まで、ビジネス全体の成果を上げるためのデータ活用を再考する過程で、データチームが解決しようとしている問題の種類がここ数年で劇的に変化していることがすぐに明らかになりました。さらに、これらの問題は、もはやスキルセットや部門、機能によって隔離されているわけではありま

Databricks SQL の新機能「クエリプロファイル」でクエリを理解する

February 23, 2022 ビラル・アスラムLucas Cerdan による投稿 in
Databricks SQL は、 Databricks のレイクハウスプラットフォーム における SQL のデータウェアハウス機能とファーストクラスのサポートを提供します。これにより、アナリストは従来のクラウドデータウェアハウスよりもわずかなコストで新たな知見を迅速に発見し、共有できるようになります。 このブログは、Databricks SQL に関するコンテンツシリーズの一部です。Databricks SQL の性能、使いやすさ、ガバナンスにおける重要な機能について解説します。以前の ブログ では、Databricks SQL の強化された最新のユーザーエクスペリエンスについてご紹介しました。今回は、ユーザーがクエリとクエリの性能を理解するのに役立つ改善点について解説します。 実行時のボトルネックを特定してクエリを高速化 Databricks SQL は、自動的なクエリの高速化に優れています。事実、2021年11月に 世界記録 を更新しました。しかし、こういった技術革新にもかかわらず、クエリが予期せず遅いとい

小売・リテール業界向けレイクハウスによる課題解決と生産性の向上

小売業のビジネスは、早朝からフル稼働しています。配送トラックは店舗や家庭に商品を届けるために拠点を出発し、店舗では開店の準備やその日の需要に応じた在庫の確認などが行われます。このように年中無休で稼働する小売業界にも、ここ数年で大きな変化が起きています。 世界的なパンデミックが小売業界に与えた影響は大きく、10 年分の変化が一度に起こったといっても過言ではない状況となっています。また、消費者の意識も大きく変容し、かつてないほどの迅速性と完全性を求めるようになっています。実店舗は依然として重要である一方で、オムニチャネルをうまく取り入れ、購買エクスペリエンスを向上させる必要がありました。そこで小売業界では、DX の実現に向けたテクノロジーへの投資を加速させてきました。そして現在は、いかに業務を最適化して生産性を向上させ、収益率を上げるかという課題に取り組んでいます。 データブリックスは、世界のあらゆるチャネルや地域の大手小売業者との連携を通じてリテール業界の課題解決を支援しています。連携先には、Walgreens、C

データレイクハウスでコンピュータビジョンアプリケーションを実現する

Original Blog : Enabling Computer Vision Applications With the Data Lakehouse 翻訳: junichi.maruyama ブログ「 Tackle Unseen Quality, Operations and Safety Challenges with Lakehouse...

データブリックス、ガートナー2021 年 MQ クラウドデータベース管理システム部門(DBMS)のリーダーに

December 16, 2021 Joel Minnick による投稿 in
データブリックスは、ガートナーのマジック・クアドラント 2021 年「クラウドデータベース管理システム(DBMS)」部門においてリーダーに位置づけられました。これにより、データブリックスは、「クラウドデータベース管理システム(DBMS)」および「データサイエンス・機械学習プラットフォーム」の両部門のリーダーとして評価された唯一のクラウドネイティブベンダーとなりました。 レポートは、 こちら から無償でダウンロードできます。 リーダーとして位置づけられることは重要ですが、何を達成したことにより得られた評価なのかがより重要だと私たちは考えています。複数部門のマジック・クアドラント(MQ)で同時に高評価を受けるベンダーは他にも存在します。しかし、そのようなベンダーの多くは、別々の製品によって対象部門の評価基準を満たしているにすぎません。すなわち、問題解決に対する断片的なアプローチに留まっており、シンプルで一元的なエクスペリエンスをお客様に提供するものではありません。 データブリックスは、オープンソースとオープンスタンダ

Databricks と同等の価格性能を持つという Snowflake の主張に対する反論

データブリックスでは、Databricks SQL のレイクハウスプラットフォームが、 データウェアハウスの公式世界記録を更新 したことを 2021 年 11 月 2 日にブログで発表しました。この結果は、Transaction Processing Performance Council (TPC) によって公式に監査、報告されており、tpc.org にて 37 ページのドキュメントとして オンラインで公開 されています。また、そのブログで、サードパーティのバルセロナ・スーパーコンピューティング・センター(BSC)によるベンチマークテストの結果を共有し、Databricks SQL が競合...

データベースのベンチマーク情報を公開 ― 反競争的 DeWitt 条項を不要に

Databricks では、テクノロジーについて語るときにしばしば「the future is open」(未来はオープン)というフレーズを使用します。オープンなデータアーキテクチャがプロプライエタリなアーキテクチャを凌駕するという私たちの信念を表現したものです(Databricks は先日、 TPC-DS の公式記録を更新 しました)。「オープン」であるべきは、コードだけではありません。業界全体における経営手法や討論も含まれます。多くのテクノロジー企業が、契約の中に DeWitt 条項を入れることでベンチマーク情報の公開を禁じ、自社製品のパフォーマンスに関する情報を制御しようとしています。しかし、私たちは、このような慣行はお客様のためにならず、イノベーションの障壁となる、そろそろ廃止すべきだと考えています。そこで Databricks では、サービス規約から DeWitt 条項を削除し、業界の他の企業にも同様の行動を呼びかけています 。 DeWitt 条項とは Wikipedia には次のように記載されています